オーストラリアに到着したけど、何の手続きから始めればいいかな?
オーストラリア到着後に行う手続きは全部で6つ!一つずつ丁寧に説明していくね!
こんにちは、ひやま夫婦のSHINTAです!
今回はワーホリでオーストラリアに来て、私達が実際に行った手続き 6選を紹介します!
また、数週間後に最初に手続きしておけばよかった、、、と後悔したことなども併せて紹介するので、是非最後まで読んでみてください。
オーストラリア到着後に最初にすべき手続き 6選!
SIM/eSIMの契約
オーストラリアに到着して、右も左もわからない中で携帯が使えないのは、とても不安ですよね。そこで、一番最初にしなければいけないことがSIM/eSIMの契約です。
*eSIM・・・スマホに内蔵された本体一体型のSIM。SIMカードを携帯に挿入しなくてもデータ通信を行うことが可能なので、オンラインで簡単に契約して、使い始めることができます。
日本でdocomoやau、ソフトバンクと契約して、携帯を使えるようにするのと同じように、オーストラリアでも、SIM/eSIMを購入しないと、データ通信をすることができません。
また、これから説明する各種手続きには必ず、オーストラリアの電話番号が必要になってくるので、SIM/eSIMの契約をして、電話番号をいち早く入手しておく必要があります。
購入場所
まず、空港でSIMカードを購入できる場所を探すかと思いますが、空港内のコンビニ、Optusなどの実店舗でSIMカードを契約することは可能です。ですが、生活費が高いオーストラリアで月々のインターネット料金を抑えたいのであれば、次の項目で記載している「everyday mobile」のeSIMを使用することをおすすめします。
おすすめのeSIM
月々の通信費用を抑えたい人におすすめなのが、オーストラリアの大手スーパー、Woolworthsが提供する「everyday mobile」です!
everyday mobileは「eSIM」を提供しているので、空港に到着してから、オンラインで簡単に契約をして、データ通信を使い始めることができます。
下記の記事で、このeveryday mobileについて詳しく解説しているので、こちらも読んでみてください。
Mykiカードの購入
オーストラリアでは日本のPASMOとSuicaと同じようにICカード(州によって異なる)を使用して、電車やバス、トラムに乗車します。そのため、オーストラリアに到着して、宿泊先などに移動する際には、ICカードを事前に購入する必要があります。
今回は私が住んでいるVictoria州のMyki(マイキー)カードの購入方法について、説明します。
Mykiカードの購入方法
ICカード
空港や駅などには、下記のような機械が設置されており、$6でMykiカードを購入することができます。
メルボルン到着日から交通機関を使用する場合は、空港でMykiカードを購入しておきましょう。
Mykiカードを購入したら、公式サイトからオンライン登録をしておきましょう。オンライン登録をすることで、下記のようなサービスを受けられます。特にMyki Passを購入している場合は、カード紛失時にデータが移行できるように必ずオンライン登録をしておくようにしましょう。
- 利用履歴の確認、Mykiカードへのチャージ、オートチャージ設定が可能。
- 紛失や盗難の際にカードストップができ、残高が新しいカードに移行できる。
実際に、オンライン登録をしてない状態でMykiカードを紛失して、新しく買い直した友達がいたらから、絶対に登録しておかないとね!1ヶ月分のMyki Passを購入して、紛失した場合は追加で$189もの金額を再度支払わないといけないの。。。
デジタルMykiカード
また、Androidの場合はGoogle walletにMykiカードを登録して、使用することができるので、$6を支払ってMykiカード(ICカード)を購入する必要がありません。ホームぺージに説明されている方法で、Google walletに登録ができなかったため、私が登録した方法を紹介します。
Google Mapを開き、適当な行先を選択します。そうすると、経路の中に下記のような「スマートフォンで運賃を支払う」と出てきます。後は、購入手続きを進めていくだけで、Google walletにMykiカードが登録されます。
下記の記事では、Mykiの使い方や料金形態、罰金について、詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
在留届の提出
下記に記載されている通り、外国に3ヶ月以上滞在する場合は「在留届」を提出することが法律で義務付けられています。
在留届の提出は、外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する方が対象です。
外務省 HP
旅券法第16条により、その地域を管轄する日本大使館または総領事館に速やかに在留届を提出することが義務付けられています。
在留届を提出するメリット
「在留届」を提出するメリットとして、緊急事態発生時に、提出された「在留届」をもとに、大使館・総領事館が、安否確認・支援活動等を行ってくれると共に、下記のようなサービスを受けられます。
外務省 HP
在留届の提出方法
在留届の提出時に必要な書類・情報
在留届の提出に必要な書類・情報は以下の通りになります。
外務省 HP
在留届提出の手順
「在留届」は、外務省 HPから提出することができます。
銀行口座の開設
オーストラリアで仕事をする場合は、給与の振り込みをしてもらうために銀行口座を作成する必要があります。
銀行の種類
オーストラリアには多くの銀行がありますが、留学生やワーホリで来ている方は以下の大手銀行4社から、基本的に選んでいます。
私達はNABで口座開設をしたよ!理由としては、NABでは口座維持手数料が無料なの!日本ではあまり馴染みがない口座維持手数料だけど、オーストラリアでは一般的。最低入金額の設定もないから、手数料なしでお金を預けておけるんだ!
口座開設方法
オーストラリアに入国してから、6週間以内に銀行口座を開設しましょう。6週間を過ぎると、必要な身分証明書が増えてしまいます。
口座開設に必要な書類・情報
口座開設に必要書類・情報は以下の通りになります。
もし、バッパーなどに住んでいて正確な住所がまだない場合はが決まっていない場合、利用している留学エージェントに相談して、住所を借してもらうのがおすすめ!適当にバッパーなどの住所を登録すると、重要な書類が紛失する可能性があるからね。
口座開設の手順
銀行の口座開設は以下の手順で行います。
- 受付で普通口座(Savings Account)を開設したい旨を伝える。
- 必要書類を提示する。
- 指示に従って、手続きをする。(この際に住所、電話番号が必要になる。)
- 手続きが完了すると、口座情報を受け取る。
- 1週間程で登録住所に銀行カード(通帳はない)が送られてくる。
*エージェントに住所を設定している場合は必ず、銀行カードが届く旨を伝え
ておきましましょう。
英語で銀行口座開設は少し身構えるかもしれないけど、丁寧に説明してくれるし、手順もそこまで複雑じゃないから、英語が得意じゃなくても簡単に開設できると思うよ!
TFN(Tax File Number)の申請
TFN(Tax File Number)とはオーストラリアの納税者番号で、オーストラリアで働く場合(バイトも含む)は雇用主にこの番号を伝える必要があります。オーストラリアで働く予定がない場合でも、いざ働きたいとなった時に申請に時間がかかることがあるので、とりあえず取得しておくことをおすすめします。
TFN申請方法
TFN申請に必要な書類・情報
TFN申請に必要書類・情報は以下の通りになります。
TFN申請の手順
TFN申請は以下の手順で行います。
- オーストラリア税務局公式サイトからオンラインで申請する。
*詳細な申請手順については、「Tax File Number (TFN)取得について」を
参照しました。 - 手続きが完了すると、申請後28日以内に書類が郵送されてきます。
*エージェントに住所を設定している場合は必ず、TFNの書類が届く旨を伝え
ておきましましょう。
スーパーアニュエーションの申請
スーパーアニュエーションとは、日本で言うところの厚生年金のような制度です。
働き始めたら、雇用主が給料の11.5%(2024年7月1日時点)を給料に上乗せして、スーパーファンド(年金口座)に支払いします。
Superannuation increase
The superannuation guarantee will increase on July 1 from 11 to 11.5 per cent, putting more money into the super accounts of full-time, part-time and casual workers.
9News
このスーパーアニュエーションは、オーストラリアから最終出国する際に、残高から手数料と税金を差し引いた額を返金してもらうことができるので、気づかぬ内に結構な額が溜まっています。
仕事が始まったら、TFNと一緒にスーパーアニュエーション口座番号を聞かれるので、早めに口座の作成をしておきましょう。
スーパーファンドの種類
スーパーアニュエーション口座は運用する会社(ファンド)がいくつかあり、会社によって、運用にかかる手数料が異なります。
その中で、オーストラリア最大のファンドの1つであり、低い手数料で運用してくれる、AustralianSuperがおすすめです。
スーパーアニュエーション口座の開設方法
スーパーアニュエーション口座の開設に必要な書類・情報
スーパーアニュエーション口座の開設に必要な書類・情報は以下の通りになります。
スーパーアニュエーション口座開設の手順
スーパーアニュエーション口座の開設は以下の手順で行います。
- AustralianSuperからオンラインで申請する。
*詳細な申請手順については、「オーストラリアで働くならスーパーアニュエーションの口座を開設しよう!流れを画像付きで紹介」を参照しました。 - 登録が完了すると、スーパーアニュエーションの番号が発行されるのでメモをしておく。
- AustralianSuperからメールが届いたら、登録完了。
- 数日後に再度メールが届き、AustralianSuperアカウントの開設を促されますので、開設しておく。
- 開設後、AustralianSuperのスマホアプリから、スーパーアニュエーションの情報や残高の確認をすることができる。
時間があったらやっておくべきこと 2選!
これからご紹介する2点に関しては、必須ではありませんが、時間があったらしておくことをおすすめします!
RSA(Responsible Service of Alcohol)の取得
RSA(Responsible Service of Alcohol)とは、レストランやバーなどお酒を扱うお店で働く際に必要な資格になります。
お酒の取り扱いのないカフェなどでは必要ないのですが、お酒を取り扱うレストランなどで働く可能性がある場合はレジュメに「RSA取得済」と記載しているだけで、仕事探しが有利になることもあるので、時間がある場合は取得しておくことをおすすめします。
RSA取得に必要な書類・情報
RSAの取得に必要な書類・情報は以下の通りになります。
RSA取得の手順
RSAの取得は以下の手順で行います。
- 「学校に行ってコースを受講」と「オンラインでコースを受講」の2つがあるので、自分に適した方法を選択して、受講する。
*今回は「オンラインでコースを受講」について、紹介します。 - 「オンラインでコースを受講」する場合はClear to Workというサイトから、RSA取得のためのコースを受講することが可能。
- コースの受講、テストを無事通過すると、RSAコース完了の証明書が発行される。
Cleat to Work以外にも、RSAを取得ができる会社がいくつかあるけど、その中には、コースが完了しても、証明書を発行されないといった詐欺もあるから、本当に信頼できる会社か、よく調べてから、支払いしてね!
RSA取得に関する記事は以下に詳しくまとめているので、こちらも是非参考にしてみてください。
オーストラリアの運転免許証の取得
オーストラリアの運転免許証を取得しておくと、オーストラリアで運転できるのはもちろんパスポートの代わりの身分証明書としても使用することができるので、時間がある場合は取得しておくと、色々と便利です。
運転免許証の取得方法は住んでいる州によって異なるため、今回はVIC州の方法について紹介します。
運転免許証取得に必要な書類・情報
運転免許証の取得に必要な書類・情報は以下の通りになります。
運転免許証取得の手順
運転免許証の取得は以下の手順で行います。
- 在メルボルン日本国総領事館で日本の免許証の翻訳をしてもらう。
- 必要な書類の準備ができたら、VicRoadの予約をオンラインで行う。
- 予約した日時にVicRoadに行って、必要書類の提出、支払い、写真撮影をして終了。
- 1~2週間で運転免許証が登録した住所に届く。
オーストラリアの運転免許証 取得に関する記事は以下に詳しくまとめているので、こちらも是非参考にしてみてください。
記事のまとめ
今回はオーストラリアでのワーホリ生活をスムーズに始めるための重要な手続きや準備について、詳細にご紹介しました。
以下に、重要なポイントをまとめます。
- SIM/eSIMの契約:
- 各種手続きにオーストラリアの電話番号が必要なので、一番最初に番号を取得する。
- Woolworthsの「everyday mobile」のeSIMがおすすめ。
- Mykiカードの購入:
- 空港や駅で購入可能。
- オンライン登録をしておくことで便利なサービスを利用できる。
- 在留届の提出:
- 法律で義務付けられている手続き。
- 緊急時の安否確認や支援活動に役立つ。
- 外務省のHPからオンラインで提出可能。
- 銀行口座の開設:
- 仕事をする場合に給料振り込みで必要。
- NABが手数料無料でおすすめ。
- TFN(Tax File Number)の申請:
- オーストラリアで働く際に必要な番号。
- オンラインで申請可能。
- スーパーアニュエーションの申請:
- オーストラリアの年金制度。
- AustralianSuperがおすすめのスーパーファンド。
- TFNの取得後に申請する。
- RSA(Responsible Service of Alcohol)の取得:
- お酒を取り扱う飲食店で働く際に必要な資格。
- オンラインで取得可能。
- オーストラリアの運転免許証の取得:
- 身分証明書代わりに使える。
- 必要書類を準備してVicRoadで手続き。
- 予約が混雑する時期があるので注意が必要。
これらの手続きを抜け漏れなく行い、充実したワーホリ・留学生活をおくってください!